夏バテの傾向と対策

夏バテの季節ですね。

夏バテ気味になると、アキレス腱やふくらはぎが固くなってきて踵が地面に付かなくなってきます。
それでも、つま先立ちで頑張っている人はまだ元気が少しはある人です。
本当にバテてくると、腰が落ちてくる。

腰を落とすと踵が地面に付きますが、それはもう腰に弾力がない状態です。
さらに疲れると、胸が下がってきて前かがみになってきます。
がに股でアゴを上げながらトボトボ歩いている人を見ると、夏バテなんだなあ、と思います。


夏バテは梅雨から続く胃の疲れが主な原因ですが、こう暑いと解消するのも大変ですね。
適度に汗をかいて、運動して、深く眠ることができれば一番良いのですが、そううまくいくものでもありません。
頭の疲れと胃の疲れが同時にあると、夏バテはなかなか抜けないのです。

対策、というほどではありませんが…

夏バテの人には、アキレス腱からふくらはぎを緩めることを薦めます。
テーブルの上に足を乗せると、アキレス腱が伸びて気持ち良いですよ。

これは、冗談ではなく本当のことです。
外国映画などでよくこの行儀の悪い姿勢をしているのは、アキレス腱が伸びることで頭が休まるからなんですね。
さらに踵を突き出すようにするとより気持ち良いとおもいます。
このような、頭より足が高くなる姿勢は、腰椎1番の力みが抜けるのですね。
腰椎1番は頭と関係の深い処です。


まあ、この姿勢が嫌な人もいるでしょう。
そんな時は、足枕をして寝てみましょう。
座布団などでも代用できるとおもいます。


身体の柔らかい人は、仰向けになって壁に足を立てかけるのも良いでしょう。
先の姿勢をさらに強調したものになります。
踵をつきだして脚の裏側を伸ばしてみましょう。
とても気持ち良いとおもいます。
気持ちよければ身体にとって、負担がないということです。


軽い夏バテならこれでかなり楽になるでしょう。
でも、胃が本当にくたびれているなら、胃の調整をしたほうがいいでしょうね。
整体に来ていただいたほうが良いと思います。


ふくらはぎ緩め方、少し専門的ですが…

ふくらはぎの緩め方は、文章で書くのが難しいです。

愉気ができれば、アキレス腱とふくらはぎの境目を愉気する。
ふくらはぎの少し外側、腓骨の裏側の痛気持ちいい場所を愉気する。
など少し専門的になってしまいます。
私が一時期ハマっていた「膝コゾコゾ体操」なんかも良いとおもいますよ。
検索してみてください。

とりあえず、早く夏の身体になって夏を満喫したいものですね。
汗をかくのが億劫でなくなります。

では、今回はこれで。

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