冬に冷たい水を飲むこと。私の飲み方。

 冬には、冷たい水を飲むことを勧めます。ですが、冷たい水が無条件で身体に良いというわけではありません。身体に聞くのが大事です。
身体が欲しているものはおいしいと感じます。おいしくなければ冷たくても身体は欲していない。
なかなか本意が伝わりにくいと感じていますので、私の場合はどうなのか、例を書いていきたいと思います。


 私も冬に冷たい水ばかり飲んでいるわけではありません。
コーヒーもお茶もジュースも飲みたくなったら飲んでみます。でも飲んでみておいしくなかったら無理に飲みません。残っていても、もったいないからと飲み干すことはめったにしません。
お茶を飲んでいて、水が飲みたくなることもあります。コーヒーを飲んだ後は、しょっちゅう水が飲みたくなります。冷たい水です。飲むとおいしい。身体に染み渡る感覚がある。
たまには、白湯が飲みたいと思うこともあります。冷ました白湯をおいしいと感じることもあります。

 水の種類はなんでも良いと感じています。水道水で不自由を感じたことはありません。外出中に水が飲みたいと思ったら、自動販売機等で買います。硬水軟水、いろいろなタイプがありますが、私は軟水が好みです。と言っても、ヴォルビック等をわざわざ買いません。いろはすや、日本の天然水を買います。特にこだわりはありません。正直に言うと、ミネラルウォーターは吸収が悪い気がします。水道水の方が一般的においしいと感じることが多いです。あくまで私の場合ですが。


 そんな私も、何を欲しているかわからなくなることがあります。どれがおいしいだろうかと飲む前に想像ができないのです。そんな時の基本原則として「冬には冷たい水」を使います。


 家にはいろいろなお茶があります。緑茶、番茶、ほうじ茶、烏龍茶、ジャスミン茶、紅茶。ですが効能のために飲んでいるのではありません。
飲みたいから飲みます。フレーバーを付けているのは基本的に好きじゃないので、飲みません。ですが、アールグレイは好きです。心肺機能が疲れているときは、アールグレイを飲むと調子がよくなります。あくまで私の場合です。他の人はどうか、検証したことがありませんので、誰にでもそうなのかどうかはわかりません。


身体が欲するものはおいしい

 おいしいと感じるものは、身体が欲するものです。身体が欲するのは、足りていないからであり、足りていないからよく吸収します。おいしいと感じなくなってから続けて飲んでもただ身体の外に出るだけです。それは特に問題ではないのですが、何がおいしいかわからなくなるのが問題です。自分の感覚を信じられなくなるのが問題です。

 本当は水が飲みたいのに、緑茶が身体に良いからと頭で決めつけて、飲んでも飲んでもいつまでも身体が潤わない、なんてのはよくあることです。


 人間は機械ではありません。身体によって良いもの、悪いもの、という固定されたものはありません。その時の身体の状態によって変わるのです。

 今、身体に良いと言われているものが世の中に溢れています。しかし、残念ですが、これさえ摂取していれば健康でいられる、というものはありません。人間が機械なら可能ですが。
人間は変化して、動いているものです。身体が欲するものは刻一刻と変わります。ですが、それを知識で覚えるのは無理がある。知識ではカバーできないが、身体は知っている。おいしいと感じるものを食べればいいというのは、こういうことです。


冷たい水を進める理由

 冬に冷たい水が良い理由もあります。
冬は、腎臓がきゅっと縮んでいるのが良いのです。きゅっと縮んで熱を外に逃がさないようにしているのです。冷たい水を飲むと、腎臓がきゅっと縮むのです。

 人間も植物と同じで、冬の間に栄養や、気を溜め込むのです。ぎゅっと縮んで力を溜めているのです。夏には発散が必要です。だから夏には熱いお茶が良いと言います。もちろん冬でもたまには発散が必要な場合があります。サウナに入ったり、熱いお風呂に入ったりしたくなるのは、発散したいからです。熱いお茶がおいしく感じるときは、発散の要求があるときです。

要求に従って、自分の身体を信じるのが、野口整体の健康法です。



多様性

 もう一つ、多様性というのが健康を保つ秘訣です。
おいしいと思っているものを自分で限定している可能性がある。食わず嫌いというやつです。いろいろな種類のものを食べるのがよいのです。自分の知らなかった好みが発見できるかもしれません。

 多様性というのは、いろいろな刺激を与えるということです。いつも同じ刺激を与え続けていると疲れるんです。これは、食べ物に限りません。たとえば、アロマが良いからと言って、いつも匂いを部屋に充満させていると鼻が疲れます。これが良くない。刺激を与え続けたら、刺激はもう刺激でなくなってしまいます。そんな時は、それをやめればいい。やめることが刺激になります。冷たい水が良いからといって、身体の声を聞かずに飲んでいたら具合が悪くなった。やめたら良くなった。こんなことは本当によくある話なんです。


 身体に良いものと悪いものがある、という発想でいると、健康法が自分を壊す原因になることがあります。なぜなら、多様性と変動している、ということが健康に生きることに大切なことだからです。


 最後に少し話しがずれました。多様性については、いずれ書きたいと思っています。
冬に冷たい水を飲むというのはあくまで一般論です。原則です。具体的には、身体の要求を聞いて自分が飲みたいものを飲むのが良いのです。自分を信じることが、自然治癒力を高めるために大事なことです。


少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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