お正月の不摂生で固くなった身体に弾力を取り戻す

新年おめでとうございます。
今年もよろしくおねがいいたします。


 さて、そろそろお正月の食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足の影響が身体に出てきている頃ではないでしょうか。背中が固い、腰が重い、肩が凝る、肩が重い、身体に弾力がなくなってくると、こんな症状がでてきます。
弾力がないということは、筋肉が固くなっているということです。固くなっているから、動きが悪くなっている。背骨の動きが悪くなっているのです。背骨周辺の筋肉が固くなっているのです。


 食べ過ぎると、左の肩甲骨の周辺が固くなります。いつも左の肩が凝る人は、食べ過ぎている場合が多いです。
飲み過ぎると、右半身が固くなります。右の腰の動きが悪くなったり、目が三角になったりします。少し怒りっぽくなったりするのです。

 運動不足は、腰の動きが悪くなります。腰の締まりが悪くなるのです。腰に弾力があると、腰に力を入れなくても「キュッ」と締まる感覚があるのですが、腰の感覚がはっきりしない人は、腰に不必要な力を入れてしまいがちになります。


 腰に弾力のある人は、排泄力が強いのです。食べ過ぎが食べ過ぎにならないのです。食べ過ぎが身体を壊すのは、排泄が悪い人です。
お正月でも、凧揚げをして、雪合戦をして、羽根つきをする人は、いつまでも食べ過ぎ、飲み過ぎを引きずらないでしょうが、こたつで亀になっていた上に、食っちゃ寝をしていた人は、身体がバリバリになっていることでしょう。


 背中が張るのは、食べ過ぎなことが多いのです。あるいは、食べ過ぎを続けて、消化器がくたびれてしまっているのです。しかし、背中が張ると感じるのは、まだ良い方です。感覚が失われていないから、張ると感じるのです。


 おそらく、胸椎の6、7、8、9番が固くなっていて、動きが悪くなっていることでしょう。肩甲骨の下辺から手のひら一つ分ぐらいの範囲が固くなっているはずです。あるいは、ずぶずぶと弾力のない状態かもしれません。その部分の動きがよくなれば、消化器も良く働くようになるでしょう。


 自分の身体のことに疎い人は、痛みや張りがあると、それが悪いことと思うかもしれません。しかし、感覚が正常であるから、痛みを感じるのです。身体に悪い所があっても、治ろうとする働きがあるから、痛みや張りを感じるのです。
動かない所が動こうとしているから痛みを感じます。そこが良く動くようになって、弾力が出てきたら痛みはなくなります。


腰を強くする体操

 弾力の大元は、腰です。
腰が丈夫で、締まりがある人は、身体全体にも弾力があります。毎日運動ができればよいですが、そうもいかない人もいるでしょう。腰を強くする体操をやりましょう。


 仰向けになり、自転車逆漕ぎ体操です。
脚の裏側が伸びるように、踵を押し出すようにして自転車を漕ぐのと逆方向に足を回します。腰が固い人には、けっこうつらい運動です。
初めは、斜め30度ぐらいに足をあげるとやりやすいでしょう。できる人は、もっと足を上げてやってみてください。
この体操は、脚の裏側を伸ばすのが目的です。脚の裏側が固くなると、腰も固くなるのです。


 ただし、単純な運動にも関わらず、意外ときつい運動です。一日に1分ほどするだけで十分効果があります。
続けてやっていると、脚と腰が連動するのを感じることができるようになります。その感覚がわかってくれば、しめたものです。
毎日少しずつでいいので、続けてみると良いと思います。


この体操は「腰活体操」と呼ばれています。検索で調べてみると説明をしているサイトが出てきますので、参考にしてください。

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