水を飲んだ方が良い時を知って感覚を呼び覚ます
12月に入って本格的に寒くなってくると、身体が乾いてきます。
気温が下がると空気が乾燥してきて、そして暖房をよく使うからです。
というわけで、今年も水を飲む事をお勧めする時期がやってきました。
今回は水を飲む事を知るだけじゃなく、
それを「どう生活に活かすか」ということについて書いていきます。
身体が乾いているから水を飲みたくなるとは限らない。
水を飲んだら良いときは、身体が水を欲しているときです。
そして、
どういう時に身体が水を欲していると感じるかというと、
自分で自分の身体の乾きに気付いているときです。
しかし、寒くなると自分の身体の乾きに気付きにくくなることがよくあります。
乾いているだけなら気付きやすいのですが、「冷え」や「身体の捻れ」などいろいろな要因が重なると自分の身体の要求が分かりにくくなるからです。
身体が捻れていると、乾いているのに水を飲みたくないと感じるときがあります。
冷えと捻れは一緒に起こりやすく、そのような時は、乾いていても水の吸収率が悪く、飲んでもおしっこですぐに出てしまいます。
理想はどんなときも自分の身体の要求に敏感で、乾いていたら水を飲みたいと思えることですが、そんなに単純でないのが人間です。
では、どんな時に乾いていると考えたらいいでしょう。
水を飲みたいと思わないけど、乾いているのではないかと疑える時
おしっこの一回の量が少なく、回数が多くなった時
水の吸収率が悪い時にこうなります。透明なおしっこであることが多いです
やたらと寒いと感じるとき
やたらと寒いときに冷たい水をのんでみると和らぐ事が多いです。
その時は身体が乾いているのです。
ぜひ試してみて下さい。
イライラする、怒りっぽくなっている時
他人の言う事にやたらと反発したくなっていると感じる時
身体が乾いてくると、身体が捻れてきます。
捻れている人は、けんかっ早くなるのです。
他人のいうことにイライラする時も捻れていることが多いです。
さて、上記の状態でも水を飲みたいと思わない時、水を飲んでもすぐにおしっこで出てしまう時には水の飲み方にコツがあります。
水の飲み方のコツ
初めに水を一口含んで、1分待ちます。
一分経ったら出して、冷たい水を「ちびちび」と少しずつ飲みます。
口に含んで出すのは、水を飲みたい要求を引き出すためです。
ちびちびと飲むのは、唾液が混ざっている方が吸収率がいいからです。
でも、これはかなりジャマ臭い方法です。
そこで良いのが、湯船に浸かりながら水を飲む方法です。
湯船にゆっくりと浸かり、コップ一杯程度の水を味わいながらゆっくり飲む。
湯船に浸かっているから、汗をかいていて水が美味しいと思います。
また、お湯につかっていると身体の捻れが和らいできますので、水の吸収が良いのです。
感覚を呼び覚まし、要求に敏感になる
一度、水がおいしいと感じたら身体の要求が呼び覚まされます。
そうなったら、おいしいと感じる量を飲めば良いのです。
「自分の身体が何を欲しているか」、実はこれが分かることが一番の健康法です。
身体は恒常性を持っているので、本来健康であるようにできています。
冬に水を飲むということを利用して、「自分の身体の要求」に敏感になる訓練をしてみて下さい。
一つ敏感になれば、いろいろな感覚が呼び覚まされてきます。
身体の要求に敏感になり、それを知識でコントロールできるようになれば、身体やその不調にあまり振り回されずに生活ができるようになります。
そうなると楽ですよね。
身体と対話しながら健康に生活がしたいという方は、是非実行してみて下さい。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
より詳しく知りたい方は下記も読んでみて下さい。
水の飲み方について今までいろいろと書いてきたものです。
水の飲み方について(秋口から寒くなるまで)
しゅとう整体ホームページ、旧ブログの記事です。
健康法としての水の飲み方について
乾く身体
乾く身体2