汗をかこう2

旧ブログの「汗をかこう」の続き、「汗をかこう2」です。

さて、なぜ夏に汗をかく事をすすめるのでしょうか。
夏に汗をたくさんかくと「呼吸器を鍛える」ことになるからです。


呼吸器の強い人は、汗をよくかけます。
呼吸器の弱い人は、汗をかく事が億劫なはずです。


呼吸器の強い人は、どんどん汗をかいて、どんどん運動して、どんどん食べてと、元気な方向へ向かいます。

呼吸器の弱い人は、汗をかくのが億劫、運動が億劫、食欲がない、といまいち元気でない方向に向かいます。


汗をかくと身体が緩みます、
身体の中のエネルギーを「汗という形で発散する」のです。
だるいというのは、この発散が滞っているのです。
発散してしまえば、後はさっぱりするものです。
汗を出してどんどん発散すれば、胸が開いてきます。
胸が縮んで強張っているのが緩んでくるのです。


呼吸器の力は、発散する力です。
大きな声を出す訓練をしても、汗で発散する事でも、呼吸器は強くなります。


夏は身体に色々なものをため込むよりも発散させる季節なのです。
汗をどんどんかいて「発散する事の気持ち良さを身体に覚え込ませる」ことで、呼吸器が強くなるのです。


夏が苦手な人は汗をかく事が億劫なはずです。
発散する事が苦手なのです。


汗がかけない人は、身体にこもった熱を汗で発散できないから少しのことでも暑くてたまらなくなります。
暑いからすぐにエアコンをかける。
そして、エアコンで冷えきった部屋で冷たいものを食べたり飲んだり、消化器や腎臓に負担をかける。


食べ過ぎ、飲み過ぎをすると、肋骨が下がってきて胸が縮んできます。
胸が縮んでくると更に、汗をかいて発散する事が億劫になる。

そういう悪循環に陥らないようにしたいものです。


汗をかくことは気持ち良い


なにも、激しい運動をする必要はありません。
夏はちょっと動いただけで汗が出てくるのですから。


ただ、汗をかく事を億劫がらないで、汗をかいたら発散されて気持ち良いということに気付くだけでいいのです。
つまり、「汗をかく事が好きになればいい」のです。


気持ちが変わるだけでも、身体は変わってきます、
呼吸器を強くして、夏を元気に過ごしましょう。

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